HuluとdTVは定額制動画配信サービスとして有名ですが、どっちを選べばいいのかわからないですよね。今回は、HuluとdTVの料金、作品数、対応デバイスなどを徹底比較して、あなたにおすすめの動画配信サービスはどっちなのか紹介します!
HuluとdTVを徹底比較
まずはHuluとdTVの比較表で2つの違いをサクッと確認してみましょう!
動画配信サービス | Hulu | dTV |
料金 | 月額1,026円(税抜) | 月額550円(税込) |
支払い方法 | クレジットカード デビットカード ドコモケータイ払い auかんたん決済 ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い PayPal iTunes Store決済 Huluチケット |
クレジットカード デビットカード ドコモケータイ払い |
作品数 | 50,000本以上 | 120,000本以上 |
リアルタイム | FOXチャンネル ジャイアンツLIVEストリーミング MTV MIX ナショナルジオグラフィック Baby TV BBC ワールドニュース CNN/US 日テレNEWS24 ピックアップHulu |
FOXチャンネル |
対応デバイス | PC スマホ・タブレット スマートテレビ ストリーミング端末 ゲーム機 |
PC(Windows・Mac) スマホ・タブレット(iOS・Android) スマートテレビ ストリーミング端末 |
画質 | フルHD | SD、HD、4K |
ダウンロード機能 | × | ◯ |
同時視聴 | × | × |
マルチプロフィール | ◯ | × |
支払日 | 無料トライアル終了後の翌日と同じ日が支払日 | 毎月1日が支払日 |
無料体験期間 | 2週間(14日間) | 31日間 |
dTVとHuluでは料金、支払い方法、作品数、リアルタイム、対応デバイス、画質、ダウンロード機能などの違いがあるので、1つずつ徹底比較していきます。
料金
- Hulu:月額1,026円
- dTV:月額550円 + PPV(有料作品)
料金はHuluが月額1,026円(税込)で、dTVは月額550円(税込)なので、料金を比較するとdTVの方が476円安いことになります。
動画配信サービスの月額料金はだいたい440〜2,189円なので、その中でもHuluは平均よりも少し高いぐらいで、dTVは安いことがわかります。
どちらもプランやコースがないシンプルな料金体系となっていますが、dTVの一部作品はPPV(有料作品)となっているので、1本あたり220~550円でレンタルして見ることになります。
とはいえ、有料作品をレンタルしなければ月額550円のままなので、できるだけお金をかけたくない方はHuluよりも「dTV」をオススメします!
・dTVの料金はいくら?レンタル作品の追加料金も解説!
・Huluの料金はどれくらい?追加料金はあるの?
支払い方法
- Hulu
クレジットカード、デビットカード(一部のみ)、ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い、PayPal、iTunes Store決済、Huluチケット
- dTV
クレジットカード、デビットカード、ドコモ払い
支払い方法はdTVが3種類しかありませんが、Huluは8種類と圧倒的に多いです。
dTVの「ドコモ払い(旧:ドコモケータイ払い)」はドコモユーザーのみ選択できるキャリア決済なので、それ以外のユーザーはクレジットカードまたはデビットカードで支払うことになります。
ほとんどの方はクレジットカードまたはデビットカードを用意する必要があるので、カード持っていない・持てない方はdTVを利用できないことになります…。
対して、Huluの支払い方法は携帯会社大手3社の「キャリア決済」に加えて、コンビニや大手通販で購入できる「Huluチケット」に対応しています。
支払い方法が8種類もあるので、クレジットカードなしで利用するならdTVより「Hulu」をオススメします!
・dTVの支払い方法は?クレジットカードなしでも利用できる?
・Huluの支払い方法は?クレジットカードなしで利用するには?
作品数
- Hulu:50,000本以上
- dTV:120,000本以上
Huluは50,000本以上の映画、ドラマ、アニメなどのコンテンツがすべて見放題で、洋画や海外ドラマが充実していることで有名な動画配信サービスです。
国内作品もHuluの運営会社が日本テレビ子会社ということもあり、日テレのドラマやバラエティを数多く見逃し配信しています。
さらに、Hulu制作や日テレ共同制作の「Huluオリジナル」や日本初上陸の独占作品の「Huluプレミア」などのここでしか見られないオリジナル・独占配信コンテンツが配信されています。
dTVは120,000本以上の映画、ドラマ、アニメなどのコンテンツが見放題になります。
120,000本以上という脅威的な作品数ですが、カラオケやミュージックビデオが大半を占めていたり、有料のレンタル作品も含まれているので注意してください。
とはいえ、月額550円(税込)でこれだけの作品数を楽しめる「dTV」は、コストパフォーマンスが優れた動画配信サービスといえるでしょう。
作品数に関してはどっちがオススメなのか選ぶのが難しいですが、海外ドラマや洋画を中心に楽しむなら「Hulu」がオススメで、すべてのジャンルをほどよく楽しむなら「dTV」がオススメです。
リアルタイム配信
HuluとdTVはウォーキング・デッドやプリズン・ブレイクなどの人気海外ドラマを放送している「FOXチャンネル」をリアルタイム配信で見れますが、Huluはそれ以外にも様々なチャンネルを楽しめます。
- ジャイアンツLIVEストリーミング(巨人軍の主催試合をライブ中継するチャンネル)
- MTV MIX(洋楽をはじめ、リアルティー番組やドラマを放送するチャンネル)
- ナショナルジオグラフィック(自然科学系のドキュメンタリーチャンネル)
- HISTORY(日本・世界の歴史を紹介するエンターテイメントチャンネル)
- トレース・アーバン(ヒップホップ、R&B、最新音楽チャートなどミュージックチャンネル)
- トレース・トロピカル(トロピカルミュージック専門チャンネル)
- トレース・ゴスペル(ゴスペル・ミュージック専門チャンネル)
- メッツォ・ライブ HD(クラシックやジャズのミュージックチャンネル)
- ニコロデオン(キッズ向けアニメ専門チャンネル)
- Baby TV(幼児向け教育専門チャンネル)
- BBC ワールドニュース(日本語同時通訳・英語)
- CNN/US(米国向けのニュースと情報専門チャンネル)
- 日テレNEWS24(最新ニュースを24時間お伝えするニュース専門チャンネル)
- ピックアップHulu(Huluから注目作品を紹介するチャンネル)
dTVはFOXチャンネルの1チャンネルのみですが、HuluはFOXチャンネル、MTV MIX、ニコロデオン、ナショナルジオグラフィックなどの14チャンネルもあるので圧倒的に多いです。
ジャイアンツLIVEストリーミングなら巨人軍の主催試合をすべてリアルタイム配信で見れるので、野球好きや巨人ファンの方は「Hulu」がオススメです!
対応デバイス
HuluとdTVはPC、スマホ、タブレット、テレビなどのマルチデバイスに対応しているので、いつでもどこでも好きな動画を見られます。
対応デバイスの比較表は以下になります。
Hulu | dTV | |
PC | Windows 7以上 Mac OS 10.10以上 |
Windows 7以上 Mac OS 10.8以上 |
スマホ・タブレット | iPhone、iPad、iPod touch(iOS 9.0以降) Androidスマホ・タブレット(Android 4.4以降) Fireタブレット(第3世代以降・Kindle Fire HD 7を除く) |
iPhone・iPad(iOS 9.0以降) Androidスマホ・タブレット(Android 4.4以降) |
テレビデバイス | スマートテレビ(ソニー、パナソニック、シャープ) Blu-rayプレイヤー/レコーダー(ソニー、パナソニック) Chromecast Fire TV Stick Fire TV Apple TV Nexus Player Air Stick AN-NP40 |
スマートテレビ(ソニー、パナソニック、東芝、船井電機、日立) Blu-rayプレイヤー/レコーダー(パナソニック) dTVターミナル ドコモテレビターミナル Chromecast Apple TV Fire TV Stick Fire TV AN-NP40 Nexus Player ひかりTVチューナー ひかりBOX+ |
ゲーム機 | PlayStation 3 PlayStation 4 PlayStation Vita、 PlayStation Vita TV Nintendo Wii U |
対応デバイスなし |
HuluとdTVはPC、スマホ、タブレットに対応していますが、HuluはiPod touchやFireタブレットでも見ることができます。
スマートテレビやストリーミング端末などのテレビデバイスはHuluが9機種に対応していて、dTVは12機種に対応しているので、dTVの方が多いことになります。
ただし、dTVはゲーム機にまったく対応していませんが、HuluはPS3、PS4、Vita、Vita TV、Wii Uから見ることができます(VitaとVita TVは2018年6月28日にサービス提供終了)。
HuluとdTVはPC、スマホ、テレビなどの様々なデバイスから映画やテレビ番組を見れますが、ゲーム機で動画を見るなら「Hulu」がオススメです!
ダウンロード機能
HuluとdTVはスマホやタブレットからいつでもどこでも動画を見られるので、通勤・通学などの外出中に利用するにはぴったりのサービスです。
ただし、動画はデータ通信量が膨大なので、モバイル回線はすぐに通信速度制限になってしまいます。
そんな時に便利なのが「ダウンロード機能」です!
あらかじめに自宅や公衆のWi-Fiから動画をダウンロードしておくことで、どんな場所でもデータ通信量を気にせずに動画をオフラインで見れます。
外出中の動画視聴には必須機能といえますが、ダウンロード機能に対応しているのはdTVだけで、Huluは残念ながら対応していません。
通勤・通学や昼休みなどの空いた時間に映画・ドラマ・アニメなどを楽しみたい方は、ダウンロード機能に対応している「dTV」をオススメします!
dTVのダウンロード機能が気になる方は「dTVの動画をダウンロードしてオフライン再生する方法」を参考にしてください。
画質
- Hulu → フルHD
- dTV → SD、HD、4K(※作品やデバイスによって異なる)
Huluは画質は「フルHD(1080p)」なので、Blu-rayと同じぐらい映像が綺麗です。
もともとHuluの画質は「HD」でしたが、2017年5月の全面リニューアルで、より高画質な「フルHD」で見られるようになりました!
対して、dTVの画質は「SD(480p)」、「HD(720p)」、「4K(2160p)」になります(※作品やデバイスによって画質が違う)。
低画質「SD」もまだまだありますが、基本的に高画質「HD」で見られます。ただし、超高画質「4K」はごく一部の作品のみなので注意してください。
dTVの画質が基本的に「HD画質」と考えると、Huluの「フルHD画質」の方が高画質になります!
・Huluの画質はどれくらい?画質を変更する方法も解説!
・dTVの画質はどれくらい?画質が悪いときの対処法も解説!
支払日
- Hulu:無料お試し終了後の翌日(登録日と同じ日にち)
- dTV:毎月1日
HuluとdTVは支払日がそれぞれ異なるので、具体的に例を出して詳しく説明します!
【例:Hulu】
8月6日・新規登録(2週間無料お試し)
↓
8月20日・無料お試し終了
↓
8月21日・支払日(今月分の料金請求)
↓
9月21日・支払日(翌月分の料金請求)
例として8月6日に新規登録した場合、Huluは2週間無料お試しがあるので、8月20日まで無料期間になります。
つまり、8月20日までに解約すればお金は一切かかりませんが、無料お試し終了後の翌日(8月21日)になると支払日になるので、月額料金(1,026円)が請求されます。
それ以降は毎月21日が支払日になるので、翌月は9月21日に月額料金が請求されることになります。Huluはいつ登録しても1ヶ月間利用できるので、登録日を気にする必要がないメリットがあります。
【例:dTV】
8月20日・新規登録(31日間無料お試し)
↓
9月19日・無料お試し終了
↓
9月20日・支払日(今月分の料金請求)
↓
10月1日・支払日(翌月分の料金請求)
例として8月20日に新規登録した場合、dTVは31日間無料お試しがあるので、9月19日まで無料期間になります。
つまり、9月19日までに解約すればお金は一切かかりませんが、無料お試し終了後の翌日(9月19日)になると支払日になるので、月額料金(550円)が請求されます。
それ以降の支払日は毎月1日になるので、翌月は10月1日に月額料金が請求されることになります。
dTVの支払日は毎月1日と決まっているのでわかりやすいのですが、登録日を間違えると数日の利用で翌月の月額料金を支払うハメになるので、損したくない場合は登録日を注意しないといけません。
まとめ:どんな人にオススメ?
海外ドラマを中心に楽しみたい
高画質「フルHD」で動画を見たい
クレジットカードを持っていない・持てない
できるだけ月額料金を安くして気軽に楽しみたい
すべてのジャンルをバランス良く見たい
通勤・通学や宿泊先でもデータ通信量を気にせずに楽しみたい