
動画配信サービスは今や日常生活に欠かせない娯楽コンテンツですが、意外と知られていないデメリットも存在します。
この記事では、動画配信サービスの7つのデメリットを紹介するので、始める前に確認しておけば後悔することはありません。
関連記事動画配信サービスのメリット8選!みんなが夢中で利用する理由とは?
目次
動画配信サービスのデメリットとは?
動画配信サービスにはたくさんのメリットがありますが、見落としがちなデメリットもいくつか存在します。
事前にこれを把握しておくと、より安心してサービスを利用できます。
デメリット
それでは、動画配信サービスの利用前に押さえておきたい7つのデメリットを詳しく解説します!
デメリット① 配信終了する可能性がある
動画配信サービスでは数万本の映画、ドラマ、アニメなどが配信されていますが、すべての作品が永遠に見れるわけではありません。
ユーザーが飽きないようにラインナップを定期的に入れ替えているため、作品によっては配信終了する可能性があります。
そのため、好きな作品や気になる作品は早めに視聴しておくのがオススメです!
配信終了する理由
- 視聴率が低い
- 配信コストが高い
- 権利上の問題
- 他社での独占配信
例えば、視聴率が低い作品や配信コストが高い作品は、契約が更新されずにそのまま配信終了となることがあります。
他にも数は少ないですが、権利上の問題や他社での独占配信で配信終了するケースがあります。
ただし、ほとんどの動画配信サービスは配信終了日が近い作品を確認できるので、突然に消えることはないので安心してください。
デメリット② 映画やTV番組は録画(保存)できない
地上波テレビや衛星放送(スカパー!やWOWOWなど)は、スマートテレビやDVD/Blu-rayレコーダーを使って録画できます。
しかし、動画配信サービスでは録画することはできません。
そもそも動画配信サービスは無断での複製(録画)を利用規約で禁止しており、これに違反すると違法ダウンロードに抵触する可能性があります。
そのため、作品が配信終了したり、サービスを解約すると視聴できなくなるので注意が必要です。
もし大好きな作品を半永久的に保存したい場合は、地上波テレビや衛星放送などを録画する方法を検討するしかなさそうです。
補足
動画配信サービスにはスマホ・タブレットに動画をダウンロードする機能があります。
しかし、この機能を使ってもダウンロードした動画を永遠に視聴できるわけではありません。
ダウンロードした動画には視聴期限が設定されていたり、サービスを解約すると視聴できなくなる仕組みがあるので、動画の保存目的としては使えません。
デメリット③ 一度も利用していなくても月額料金は発生する
動画配信サービスは「定額制(サブスクリプション)」なので、一度も利用していなくても月額料金は発生します。
これは定額制サービス全般に言えることですが、契約して『いつでも見放題(使い放題)』と安心すると、全然使わないまま放置してしまうことも…。
さらに、仕事やプライベートが忙しかったり、他の娯楽にハマっていると、視聴時間がなかなか取れないことが多いです。
その間も月額料金は変わらないため、利用頻度が低いと損してしまう可能性があります。
動画配信サービスも数ヶ月利用しないと無視できない大きな出費になるので、利用しない月は思い切って解約するのが良いでしょう。
デメリット④ 通信量が多いのでWi-Fi環境は必須!
動画配信サービスを高画質(フルHD)で視聴するには、1時間あたり1GB以上の通信量が必要です。
動画は画像や音楽と比べて通信量が非常に多いため、スマホ・タブレットのモバイル回線(4G/5G)を使って視聴していると、あっという間に通信速度制限になってしまいます…。
これを回避するには、自宅にWi-Fi環境が必須です!
Wi-Fi環境の導入手順
- 回線事業者とプロバイダを選ぶ
- 光回線に申し込み
- 開通工事の実施
- Wi-Fiルーターの購入・設置
Wi-Fiがあれば通信量を気にせずに、動画を思う存分に楽しめます。また、動画をダウンロードしておけば外出先でも通信量を大幅に節約できます。
ただし、Wi-Fiを設置していない場合は「Wi-Fiルーター」や「光回線」が必要になります。
Wi-Fiルーターは家電量販店や通販などで購入するだけですが、光回線はプロパイダ(事業者)の選定や開通工事が必要で、さらに毎月の通信費もかかります。
つまり、動画配信サービスを快適に利用するには手間とコストがかかるので、人によってはハードルが高いと感じるかもしれません。
デメリット⑤ 動画を見過ぎて時間を浪費してしまう
動画配信サービスはPCやスマホ・タブレットなどを使って、いつでもどこでも好きな作品を好きなだけ楽しむことができます。
とくにドラマやアニメは話の続きが気になり、ついついイッキ見してしまうことも…。
ですが、これが原因で動画を見過ぎてしまい、あなたの大切な時間を浪費してしまう可能性があります!
浪費しがちなポイント
- 動画を1本だけ見るはずが、そのままズルズルと見続けてしまう
- 明日は仕事や学校なのに、夜更かしして動画を見てしまう
- 動画に夢中になりすぎて、仕事、家事、勉強を後回しにしてしまう
- シリーズものを一気見してしまい、気づいたら休日が終わっていた
私も経験していますが、アニメを1本だけ見て終わりにするはずが、そのまま睡眠時間を削って何本も見てしまいました。
その結果、翌朝は起きるのがツラく、仕事の集中力が落ちて後悔することも…。
この「いつでも動画見放題」は大変便利な一方で、仕事や学校、プライベートに悪影響を及ぼすこともあります。
そうならないためにも、視聴時間を何時から何時までと決めたりして、計画的に利用することを心がけましょう!
デメリット⑥ 動画が途中で止まる・画質が落ちることがある
地上波テレビやBS/CS放送はアンテナ受信のため、安定した視聴環境で常に快適に楽しむことができます。
一方で、動画配信サービスは「ストリーミング再生方式」を採用しており、インターネットに接続することで、動画データを受信しながら同時に再生する仕組みです。
そのため、動画を快適に視聴できるかどうかは、ネット環境やサービスに大きく依存します!
動画配信サービスの注意ポイント
- 動画が途中で止まる
- 画質が悪い
- サービスが利用できない
誰でも、良いシーンで動画が止まってなかなか再生されず、イライラした経験はありますよね?
このように「ネット環境が悪い」または「サーバーに負荷がかっている」場合、動画が途中で止まったり、画質が落ちたりするので、常に快適に視聴するのは難しいことがあります。
さらに、サービス側に障害や不具合が発生していたり、メンテナンスを実施していると、そもそも利用できないこともあります。
デメリット⑦ 解約を忘れるともう1ヶ月利用するハメになる
動画配信サービスは「定額制(サブスクリプション)」なので、解約手続きしない限り契約が自動更新される仕組みです。
そのため、サービスをやめたい場合は、更新日までに解約手続きを完了させる必要があります。
ただし、解約をうっかり忘れると契約が自動更新されて、もう1ヶ月分の利用料金が発生するので注意してください!
OK例
1月15日・登録
↓(更新日・毎月15日)
2月14日・解約
→翌月の料金は発生しません
NG例
1月15日・登録
↓(更新日・毎月15日)
2月15日・解約
→翌月の料金が発生する(※例の場合は3月14日まで利用可能)
動画配信サービスの更新日は「登録日同日」または「毎月1日」が多いため、登録前に公式サイトを必ず確認しましょう。
また、契約期間の途中で解約しても料金は日割り計算されないので、更新日を過ぎてから慌てて解約手続きしても、1ヶ月分の料金が発生するので注意が必要です。
今月でやめたい場合は、スマホのカレンダーやリマインダーに解約日をメモしておくと、うっかり忘れることを防止できます。
動画配信サービスのデメリットまとめ
- 配信終了する可能性がある
→ラインナップを定期的に入れ替えしているので、作品によっては配信終了してしまう - 映画やTV番組は録画(保存)できない
→地上波テレビのように録画できないので、半永久的に保存することはできない - 一度も見ていなくても月額料金は発生する
→定額制サービスなので一度も利用していなくても月額料金は発生する - 通信量が多いのでWi-Fi環境は必須!
→モバイル回線だとすぐに通信速度制限になるのでWi-Fi環境が必須! - 動画を見過ぎて時間を浪費してしまう
→ついつい動画を見過ぎて仕事や学校、プライベートに悪影響が及ぶことも - 動画が途中で止まる・画質が落ちることがある
→ネット環境やサービスに依存するので、快適に動画を視聴できないこともある - 解約を忘れるともう1ヶ月利用するハメになる
→うっかり解約を忘れると契約が自動更新されて、もう1ヶ月分の料金が発生する

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