dTVとdアニメストアはどっちもドコモが運営する動画配信サービスですが、比較してみると違いがいくつもあります。今回は、dTVとdアニメストアの料金、支払い方法、作品数などを徹底比較して、あなたにオススメなのはどっちか紹介します。
ドコモユーザー以外でも利用できる
dTVとdアニメストアはどちらも携帯キャリア・株式会社NTTドコモが運営する動画配信サービスですが、ドコモユーザー以外でも利用できます。
携帯キャリアが運営している動画配信サービスの「ビデオパス(au)」や「アニメ放題(ソフトバンク)」はキャリア制限があるので、誰でも利用できるわけではありません。
しかし、dTVとdアニメストアは2014年にキャリアフリー化されて、誰でも無料で取得できる「dアカウント」さえあれば、auユーザーやソフトバンクユーザーでも利用できます(つまり、誰でもOK!)。
料金
dTVの料金は月額550円(税込)で、dアニメストアの料金は月額440円(税込)なので、料金を比較するとdアニメストアの方が110円安くなります。
動画配信サービスの料金は月額440円〜2,189円(税込)ぐらいが多いので、dTVとdアニメストアは動画配信サービスの中でも料金が安いです。
さらに、スポーツ専門の動画配信サービス「DAZN for docomo」と「dTV」を一緒に利用すると、月額料金が220円割引になるのでお得です(dアニメストアは対象外)。
支払い方法
dTV | dアニメストア | |
支払い方法 | クレジットカード デビットカード ドコモケータイ払い(ドコモユーザーのみ) dポイント(レンタルのみ) |
クレジットカード ドコモケータイ払い(ドコモユーザーのみ) dポイント(レンタルのみ) |
dTVとdアニメストアの支払い方法は「ドコモケータイ払い」と「クレジットカード」になります。
ドコモケータイ払いはドコモユーザーのみ利用できて、月々の携帯料金とまとめて支払うか、ドコモ口座引き落としの選択ができます。
ドコモユーザー以外はクレジットカード(Visa、Master Card、JCB、AMEX)の支払いになりますが、dTVはデビットカードも使えます。
映画、ドラマ、アニメなどから好きな作品を1本ずつ見れる「レンタル」では、上記のお支払い方法に加えて、dポイントでも支払えます(dポイントクラブの入会が必要)。
ドコモユーザー以外の方がクレジットカードなしでdTVとdアニメストアを登録(契約)する方法は今のところないので、あらかじめにカードを用意しておく必要がありそうです。
作品数
dTVは映画、ドラマ、アニメなどが見放題の動画配信サービスで、dアニメストアはアニメが見放題の動画配信サービスです。dアニメストアはアニメ専門の動画配信サービスなので、あまり比較になりませんが、主要コンテンツの作品数は以下になります。
dTV | dアニメストア | |
映画(洋画/邦画) | 2865作品 | 0作品 |
ドラマ(国内/海外) | 658作品 | 0作品 |
アニメ(映画/TV) | 542作品 | 2,016作品 |
dTVは120,000本以上のコンテンツが見放題で、子供から大人まで楽しめる作品が揃っています。映画、ドラマ、アニメなどの全18ジャンルから動画を見れて、映画のラインナップがとくに充実しています。
dアニメストアは35,000本以上のアニメが見放題で、国内のアニメ専門とした定額制動画配信サービスの中で会員数・作品 No.1の実績があります。アニメに特化しているだけあって、アニメの作品数をdTVと比較すると、dアニメストアの方が約4倍多いです。
映画、ドラマ、アニメをまんべんなく見たい方は「dTV」がオススメで、現在放送中のアニメや懐かしの名作アニメを楽しむなら「dアニメストア」がオススメです!
対応機種
dTVとdアニメストアはPC、スマホ・タブレット、テレビなどのマルチデバイスに対応しているので、いつでもどこでも動画を楽しめます。dTVとdアニメストアの対応機種を比較した表が以下になります。
dTV | dアニメストア | |
PC | Windows 7以上 Mac OS 10.8以上 |
Windows 7以上 Mac OS 10.9以上 |
スマホ・タブレット | iPhone・iPad(iOS 8.0以降) Androidスマホ・タブレット(Android 4.0以降) |
iPhone・iPad(iOS 8.0以降) Androidスマホ・タブレット(Android 4.1以降) |
テレビデバイス | スマートテレビ(ソニー、パナソニック、東芝) Blu-rayプレイヤー/レコーダー(パナソニック) dTVターミナル Chromecast Apple TV Fire TV Stick Amazon Fire TV AN-NP40 Nexus Player ひかりTVチューナー |
スマートテレビ(ソニー) dTVターミナル Chromecast Apple TV(AirPlayのみ) Fire TV Stick Amazon Fire TV Nexus Player |
dTVとdアニメストアの対応機種を比較すると、PCとスマホ・タブレットはOSバージョンの違いはありますが、ほぼ同じです。ただし、大画面で見れる「テレビデバイス」の対応数に違いがあります。
dアニメストアはスマートテレビ(ソニー)、Fire TVシリーズ、Chromecast、Apple TVなどの7つのテレビデバイスに対応しています。
dTVはdアニメストアに対応していない、スマートテレビ(パナソニック・東芝)、Blu-rayプレイヤー/レコーダー(パナソニック)、AN-NP40などの10つのテレビデバイスに対応しています。
テレビデバイスの対応数が多いので、テレビの大画面で動画を見るなら「dTV」がオススメです。ただ、どちらもPS3やPS4などのゲーム機に対応していないのが残念です。
登録デバイスの制限
dTVは1アカウントにつき、登録できるデバイスは最大5台までの制限があります。つまり、dTVはPC、スマホ、テレビなどの様々なデバイスに対応してますが、最大5台までしか映画やTV番組を見れません。
対して、dアニメストアは登録デバイスの台数制限はないので、PCやスマホなどの対応機種から自由にアニメを楽しむことができます。
ちなみに、dTVとdアニメストアはどちらも2台以上の対応機種から同時視聴できません。
画質
dアニメストアの画質はコンテンツによって異なりますが、SD画質(480p)とHD画質(720p)に対応しています。dTVの画質もコンテンツによって異なりますが、SD画質とHD画質に加えて、超高画質「4K(2160p)」に対応しています。
dTVの4K対応コンテンツはごく一部ですが、HD画質にはほとんどのコンテンツが対応しています。対して、dアニメストアはHD画質に対応しているコンテンツは全体の4分の1ぐらいなので、SD画質のコンテンツがまだまだ多いです。
画質を比較すると、dアニメストアよりも「dTV」の方が高画質で動画を見れます!
あなたにオススメなのはどっち?
動画配信サービス | dTV | dアニメストア |
キャリア制限 | 誰でも利用できる | 誰でも利用できる |
月額料金 | 月額550円 | 月額440円 |
お支払い方法 | クレジットカード デビットカード ドコモケータイ払い dポイント(レンタルのみ) |
クレジットカード ドコモケータイ払い dポイント(レンタルのみ) |
作品数 | 120,000本以上 映画、ドラマ、アニメなど |
35,000本以上 アニメのみ |
対応機種 | PC(Windows・Mac) スマホ・タブレット(iOS・Android) テレビデバイス(10機種) |
PC(Windows・Mac) スマホ・タブレット(iOS・Android) テレビデバイス(7機種) |
登録デバイス | 最大5台まで | 制限なし |
画質 | SD画質、HD画質、4K ※コンテンツによって異なる |
SD画質・HD画質 ※コンテンツによって異なる |
更新日 | 毎月1日に自動更新 | 毎月1日に自動更新 |
無料体験 | 31日間 | 31日間 |
ドコモが運営する動画配信サービスの「dTV」と「dアニメストア」を比較してきましたが、dTVの方が作品数や画質などが全体的に上回っています。
dTVは月額550円(税込)という安さで、映画、ドラマ、アニメなどの120,000本以上のコンテンツが見放題で楽しめるので、万人にオススメできる動画配信サービスです。どれにするか迷っている方は、とにあえずdTVに登録すればハズレはないと思います。
dアニメストアは月額440円(税込)なので、dTVよりも安いです。2000作品以上のアニメが見放題になり、150曲以上のアニソンも聴き放題なので、まさにアニメ専門の動画配信サービスです。アニメがとにかく好きで映画やドラマがいらない方は、dアニメストアが一番おすすめです!
どちらも初回31日間の無料体験キャンペーンを実施しているので、実際に利用してみると良いでしょう。